ボリビア・フロリポンディオ・アナエロビックが新登場

ペドロ・ロドリゲスさん

こんにちは、バリスタのようへいです。
7月29日(金)から、近年話題の「アナエロビックプロセス」のコーヒーが淡雪のメニューに新登場です。

ボリビア・フロリポンディオ・アナエロビック(中煎り)

温度が下がるにつれて、ジューシーでにぎやかなライチやライムの風味と、独特な甘さを伴うラズベリーのような味わいを感じられます。
あまりの美味しさに「すごい!」を連呼しちゃいました(語彙力)。さっぱりとした飲み口は、この夏ぴったりのコーヒーです。

アナエロビックとは?

ワイン醸造の方法を参考にした「嫌気性(けんきせい)発酵」によるコーヒーの生産処理方法です。コーヒー豆はさくらんぼのような赤い果実の種で、実から果肉を取り除く前に、一般的に天日干しや水に漬けて発酵させて香りや独特のフレーバーを生み出します。
アナエロビックでは、専用のタンクで酸素が無い環境を作り、無酸素で動き出す微生物によって発酵させる手法で、ここ数年注目されている新しい生産処理方法です。嫌気性発酵により、ベリーを思わせる甘酸っぱい香りと風味が生まれます。

ボリビアで栽培された「SL34」

今回のアナエロビックは、ボリビアでも優良なコーヒー農園の複数営むペドロ・ロドリゲスさんによって生産されました。ペドロさんは自分の農園の土壌や気候に合うコーヒーの品種を調べるために、50種類以上ものコーヒーの木を植えて研究されています。今回の豆はケニアで広く栽培されている「SL34」という品種で、遠いボリビアの地でSL34を取り入れる考え方はペドロさんならでは。SL34が持つ、果実のような素晴らしいフレーバーをお楽しみください。

淡雪ではドリップコーヒーでの提供と、ご自宅用の100gパックも少量ご用意しています。
最近おすすめのカレー風味のケーク・サレと一緒に、ゆったりと贅沢なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか?皆さまのご来店をお待ちしています。

※は高額商品のため、オンラインストアで販売中の「そのうち届くコーヒー豆セット」には含まれません。ご了承ください。

コーヒープロフィール

◎ボリビア・フロリポンディオ・アナエロビック(中煎り)

生産国:ボリビア多民族国
地域:サンタ・クルス サマイパタ
農園:フロリポンディオ
農園オーナー:ペドロ・ロドリゲス・ペニャリエータ
標高:1,396-1,700 m
品種:SL 34
生産処理:アナエロビックファーメンテーション(発酵:100時間)
乾燥処理:アフリカンベッドで天日乾燥(乾燥時間:14日間)
農園面積:47.4ha(コーヒー栽培面積:29.4ha)
収穫時期:6月~11月

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